集金鞄のできるまで
集金鞄の実体をここでお見せします。
人によって違います。決して、店にも社にも関係わありません。
自己流ですので、あしからず。

証券の出来るまで
 

切り取る前
 発証台帳を確認して、とりあえず、コンピューターで打ち出された証券を店から貰います。
 そして、ミシン目にそって一気にもぎ取ります。
昔は、手書きでやっていたので、1枚1枚が別れていて、手書きで、順路帳を見ながら書いていっていました。通し番号も判子だし、店名も印鑑押して、領収印もシャチハタで押していました。
今は便利になったものです。
裏向き で、もぎった証券をとりあえず、順番に置いて、折り込みの要領で、上から取っていきます。
これは、その作業の直前って感じ。
ばらばらのきたないの で、片隅に置いて行き、こんな感じになったものを、きれいにまとめ、日付け指定とか、いらないものとかそういう、いらないものなどをはじいて、自分は、クリップにまとめます。間に、紙など挟んで仕分けします。
きれいきれい
完成

集金鞄の中身
 

ぷれぜんと お客様に差し上げる、賄賂のような物達を全て並べてみました。
右から、「新宿コマ劇場」「野球」「美術」「遊園地」「船の科学館」「映画」「歌舞伎」「サーカス」の券でございます。
季節によってあったりなかったりするものもあり、変動的です。
あげないと文句を言われたり、止まったりする所もあります。

いれていくもの全部
とりあえず、中に入れて行く五点セットを並べてみました。
右「釣り銭」まん中奥から「券」「筆記用具」「契約書」左「証券」です。
奥は集金鞄です。
これらを、集金鞄に入れていくという訳。
詳しい解説は、「集金七つ道具」を参照下さい。

鞄の制作
 
正面図
鞄の正面図。どこぞで見たようなステッカー貼ってます。1人一つ支給されます。
鞄を開け閉めする部分は、酷使されます。毎月300回以上使われる訳ですからねえ。
肩かけの紐も、長すぎず、短すぎずが丁度いいですねえ。腰の位置にきすぎると、自転車乗った時に中身がこぼれそうになるし。まあ、いろいろ微調整が必要な所であります。
空の鞄 開いた所。中に仕切りがあり、使い勝手がよいようになっています。上の方には、ファスナー付きの小さなポケットがあります。上の仕切りも、ファスナーが付いていて、袋状になっています。この2つが、物を隠すのに重宝します(あ!言ってしまってはいけないか)。上の方が(自分が持ち運んだ時は手前になる)一番広くなっています。次にまん中が広く、手前は狭い幅になっています。それぞれにまちも付いています。
外にファスナー付きのポケットがついているバージョンもあるようです。各社がいろいろ出しているようなんですが、大体中身は一緒のようです。
なんだか通販の、おばちゃんの財布みたいになっています。
完了 全部入れてみた所。
上の仕切りには、五千円札が、手前にくるように入れ、千円札がはいります。小銭は五百円玉と百円玉が入ります。次の仕切りのポケットには、集めた一万円札が入ります。まん中の仕切りには、契約書と券と筆記用具が入ります。あと、たまに貰う、一円玉も入れます。たまに、半券をまとめたものも入れます。下の仕切りには、五十円玉、十円玉、五円玉と、証券が入ります。大体こんなもんです。
あとは、「袋」と「冊子」を準備して、もう出るばっかりです。


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