集金七つ道具

これら全てを集金鞄にぶちこんで行きます

  集金鞄とは、中に間仕切りがしてあったり、ファスナー付きのポケットがついていたりして、
肩掛けになるようになっています。新聞集金用に各社が作っている鞄もあれば、
個人で、それらしいものをもっている人もいます。まあなんにせよ、使いやすい事が肝心です。


証券

  まずこれがなければはじまりません。お客さんに、新聞代金を請求する為にもたされる唯一のもの。金額・新聞名・住所・名前、などなどの大切な情報が書いてあります。領収書と、その控えにあたる物を半券と呼び、その半券とが一体になってます。お金をもらったら、半券から切り離し、領収書をお客さんに渡します。半券にも領収書とほぼ同じことが書いてあります、が、集金しやすいように、契約期間・集金時の情報が書いてあります。ある意味、お金と同じ位の物です。
 
釣り銭

  お客さんが丁度の金額をくれなかった時(大抵はくれない事が多い)にあらかじめ持っていきます。店から持ち出します。大体2万円〜2万5千円位のようです。内訳は(2万5千円の時、自分の場合)5千円札が2枚、千円札が10枚、5百円玉が3枚、百円玉が20枚、50円玉が22枚をもらい、10円玉が30枚、5円玉が20枚もらいます。中途半端になっているのは、ある程度前の集金時にそのまま、鞄に入れて店に預け、そこから両替えしてもらって、これくらいになるようにします。これでも、お客さんの都合によっては明らかに足りなくなったり、多すぎて、はちきれんばかりになって、じゃらじゃらになったりします。
 

  これは、店からある程度渡され、要望のあったお客さんに配ります。古くから付き合いのある人や、これを条件に取っている人などが欲しがります。たまに、どこかで入れ知恵されて、急に欲しと言われる事もあるので、余計にもっていきます。種類は、美術館の券(新聞社が主催の場合は特に言われます)、野球の券(大体、ドームの日ハム戦だったり、3月はオープン戦の券だったりします。うちは、横浜球場がきたりします)、歌舞伎の券(夜の部と昼の部がある)、新宿コマ劇場の券(これは最近往復葉書による抽選になった)、あと海の科学館とか、サーカスの券などもあったりします。特殊なもので、遊園地(豊島園、西武遊園地、向ヶ丘遊園)とかビー券を持たされて、拡張もやるときもあります。
 
筆記用具

  メモ帳とボールペンの両方があると非常に便利です。ボールペンは証券の半券に書き込んだり、メモ帳はお客さんの要望や情報を書き込むのに最適です。
 
契約書

  あまり持ち歩く人は少ないと思うが、集金時が一番拡張しやすいので、一応もっておくと便利。
 
 

こっちは自転車のカゴにでも積んでいきます

  これらはかさばるので、集金に乗っていくもの(自転車やバイク)に積んでいきます。上に書いた
ように、拡張しながら集金する人は、これにさらに、洗剤などを積んで行きます。
 
 

  これは集金鞄には入れていきませんが、重要です。まず店によって、ビニール袋だったり、古紙回収袋だったりします。うちの店は古紙回収をやってないのに、古紙回収袋を配って不評です。一件一件に配ります。たまに言われて、多めに渡す事もあります。自分は初集で全戸に配っちまいます。「集金にきたな」とお客さんに思わせます。
 
冊子

  これも集金鞄には入れていきません。袋と一緒に配ります。新聞社によって名前がちがうようです。ちなみに東京新聞は「東京くらし」で、毎日新聞は「毎日夫人」、朝日新聞は確か「朝日生活便利帳」だったはず。人によっては、ずっとファイルしてたりするので、それなりに重要です。内容は、主婦が読むように、料理だったり、花だったり、結構盛り沢山です。毎日夫人の表紙が「いわさきちひろ」さんの絵なので、切り取ってたりする人は多い様です。


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