整備日記 外装変更編 10/8〜10/31

前回の整備日記に書いたように、外装を取り外し、色を変えようと思ったのでありました。
カウル編 
 なんでそんな事を思ったかと言うと、まずサイドカバーとライトカウルのデカールがこけて擦れすぎて、汚くなっていたので、張り替えたいと思っていたのでした。デカールについては、97年式のデカールがCRM250ARなどのシュラウドのようでかっこいいので、それにしたいなあ、と前々から思っていたのです。そんな時に、ちびっこさんと言う人のすんばらしいページで外装の変更をしているのを見て、やる気になったんです。しっかし、資金難なので、シュラウドについては、97年式の黒いものを購入せずにやってみようかと思います。
 所用で池袋に出掛け、東急ハンズで好みの色のカッティングシート(中川ケミカルですよ!)を購入いたしまして、やる気満々でその日宴会に臨みました(聞いてない?)。やっぱりカッティングシートは中川ケミカルなんですよ。本家本元で、粘着性もいいので愛用品でございます。
 はずしてきたライトカウルはとっても汚かったです。ここから、電装の余計なものをとっぱらいます。
 まず、取り外してきたシュラウドとサイドカバーとライトカウルのうち、シュラウドとサイドカバーをごーしごーしと洗います。だいたいの汚れを取ると、作業もやる気になると言うものです。その後、日はたち、ごーしごーし洗ったサイドカバーとシュラウドについている、デカールを取る作業をいたしました。洗うのもこの作業も風呂場でやったんですが、寒いようなあったかいような、それでいて手がふやけていくわでなかなか不思議な気分。デカールは、塗装剥離剤なんて物を使ったんですが、さすが塗装を剥がすだけあって、デカールなんぞは、刷毛でのばして数秒でしわしわしわ〜〜〜って浮いてきてしまいます。それを水で洗い流すと、きれいにシート状にはがれます。しかし手に少しでも付いてしまうと、とっても痛く、危ない(手にも気分にも)液体です。さて、なんぼか見た目はよくなりました。
 電装他、メーターもはずしてしまうと、なんだか骸骨のようですな。
 ごーしごーしと洗って、シュラウドと同じく、塗装剥離剤でデカールをはがしました。
 さて、余計な物を全て取り払ったら、くすんでいるところや傷がやたらと目立ちます。まずは耐水紙やすりでごーしごーしと小擦り傷を目立たなくしていきます。カッティングシートを貼った時に目立ってしまうので、なるたけ丁寧にやりました(大きいものはそれなりにしか出来ませんでした)でも、どうせコースで傷だらけになるから気にしないようにします。
 そして左の写真のように、電動ドリルにポリッシャースポンジをつけて、クレンザーをつけてくすみを磨きます。それなりにきれいになりました。しかし、クレンザーが回転の遠心力で飛び散るとび散る、真っ白になっちまいました。そんでもって、かどをこするもんだから、スポンジが欠けていって、ぼこぼこ。そのスポンジも飛び散って汚くなりました。
 さてさて、今回のメインエベントです。なかなか決心がつかず、取りかかるのに時間がかかりましたが、とうとうデカールのかわりに、カッティングシートを張付けます。
 まず、新聞紙でな〜んとなく型をとって、それをカッティングシートの表にのっけて、少し大きめに切り取り、張り付けました。
 端をはって、それから指で空気が入らないように慎重に擦り付けてじわじわ進んでいきます。途中曲線になるので、ドライヤーを当てながら、シートを柔らかくして張り付けていきます。

 こうやって書くとかっこいいけど、ライトカウルとサイドカバーの片方はやり直ししました。教訓、型を取らない方がよかったです。型をとってしまうと、それに合わせなければならなくなり、なかなか大変でした。カッティングシートに余裕があるならば、かなり大きめに大雑把に切ってなるったけ余裕をもって張り付けて、あとで型を整えた方がよっぽど楽になりました。
 ドライヤーもうちのドライヤーは1000Wと500Wと切り替える事ができたのですが、1000Wでやると、変にカッティングシートが溶けてしまって、のびるので、かえって失敗の元になりました。500Wくらいでじわりじわりやるほうがよさそうです。

 そんなこんなで、この写真は初めの失敗した時のものなのでありました。
 いやー型を整えるのもなかなか難しかったです。大きめに切っていければいいのですが、ついつい、切りすぎてしまいました。

 できあがりです。なかなか遠めに見る分には思ったより綺麗にできて、満足しています。磨くと、はじめのくすみも白くなったし。
 
 電装をつけると、なかなかさまになりました、しかしライトカウルにHONDAの文字がないとなんだか寂しいですな。

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