集金後のお仕事

集金しっぱなしじゃ、評価されないちゃんとその後にも仕事が待っている


まず店に戻ります

  ここらで終わるか、ときりのいい所でちゃっちゃと店に帰ります。例えまだ、残っていてももうやめ!と割り切って戻らないと、永遠にやり続けるはめになります。
 
日計表と言うものを出してきます

  店によって、ただのメモ帳に書く所もありますが、とりあえずそういうものが用意されているときはそれを使います。ただの表みたいなもんです。
 
半券を全部取り出します

  集金鞄の中から、領収書の束を出し、集金し、領収書から切り離した半券を、領収書の束から別けます。大抵の人は、ゴムやら、紐やらクリップで証券をまとめて持ってて、お客さんに会ったら、領収書を切り離していくので、ゴムや紐やクリップを取って、逆さまにして振ったりすれば、半券だけ取りだせるはずです。たっぷり回る場合は、途中で一回まとめ、ゴムなどでとめるといいでしょう。
 
半券を金額ごとにまとめます

  切り離された半券を、それぞれ金額によって振り分けます。同じ金額の物を、まとめます。例えば、3,925円のならそれを、3,260円ならそれを、あと単独で6,510円とか、そういう半端なものも一枚一枚振り分けていきます。
 
日計表にまとめた結果を記入します

  まとめた半券の数を数え、日計表に記入していきます。3,925円が35枚で137,375円とか3,260円が23枚で74,980円とか表に書き込みます。たった1枚でも書き込んでいきます。そうして、その日集金してきた枚数分だけの、全ての内訳が出てくる訳です。最後に、半券の枚数の合計と、金額の合計を出します。
 
総計額の分だけお金を出します

  半券をまとめた、日計表で出てきた総計額をもとに、自分の集金鞄に入っているお金からその金額を出します。きっとえらい細かくなるでしょうが、きちんと数えます。千円札が10万円くらいあっても、我慢します。この時、全ての金額を出した状態で、初めにもらった金額が残っていないと、やばいわけです。釣り銭を間違えたか、誤魔化されたかしている恐れがあります。いいお客さんだと、電話かけてきてくれたりします。たまに、増えている時もあります。少額だといいのですが、多額だとお客さんが不信がりますが、気付かれなければ、収入になります。
 
お金を取り仕切る偉い人に入金します

  その店の、お金を取り仕切る人に、日計表とお金を渡して、確認してもらいます。渡す人は店によって違うと思いますが、大抵、所長だったりその奥さんだったり、番頭さんだったり、区域担当者だったりします。そうして、半券の数と合計、現金の金額があっていれば、めでたく納金が完了するわけです。しかし、半券の数え間違えなどがあると、金額も変わってくるので、もう1度お金を出したり、合計も変わってきて、やっかいです。お金も数え間違えると、やっかいです。しかし無事入金してしまえば、終わったも同然です。
 
お客さんに言われた事をメモし直します

  集金途中に、お客さんから言われたメモ書きを見て、すぐしなければいけないことはすぐにやっておくといいでしょう。もう一度清書するのがいいのですが、覚えておくのもありです。また、解らないとこや、拡張などの情報は区域担当とか、番頭さんとかに流します。
 
集金鞄を預けます

  これも店によって違いますが、集金鞄を預けれるのならば預けてしまいます。自分の部屋に持ち帰る人もいる様ですが、自分はそんな恐い事はできません。これで今日の集金は終わりになります。


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